地唄舞「鉄輪」

鉄輪①..jpg

夫が自分を捨てて

後妻を娶ったことを恨んだ市井の女が

夫と後妻を呪い殺そうと、

貴船社に丑の刻参りを果たし、

女は、火を灯した鉄輪を頭に乗せた

鬼のような形相の生霊となって

自分を捨てた男の枕元に立ち、

男を連れて行こうとしますが、

陰陽師安倍晴明の祈祷により退散します。

鉄輪②..jpg

夫を寝取った女の髪を

手に絡ませて後妻(うわなり)打ちをする等の

振り付けがある嫉妬に狂った

凄惨な舞です。

鉄輪③..jpg

メラメラと嫉妬の炎が燃え上がり

爆発するといった女の情念を

表現できるよう頑張って

舞わせて頂きました。
 

いつか「鉄輪」を…と思っておりましたので

念願叶って舞台にかけることができ、

大変嬉しかったです。
 

このお話は実話に基づいているとも

伝えられています。

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担当:吉村 ゆかり

東京・文京区音羽にあります吉村ゆかり地唄舞(上方舞)教室は、初心者の方を対象とした地唄舞(上方舞)吉村流の稽古場です。地唄舞は、主に大舞台で踊られる日本舞踊(日舞)に対して、お座敷で蝋燭を灯して舞われるため、座敷舞とも言われています。

着物を着始めたばかりで何か踊りでもお稽古したいな、とお考えの方、着物を美しく着こなしたい方、この機会に是非お稽古を始めてみませんか?
型を重視する地唄舞をお稽古すると、着物を美しく着こなせるようになります。

お花見、観月、新春、お祝の宴などの時にお座敷で粋に、はんなりと地唄舞を舞えたら素敵だと思いませんか?